Sortie ソルティ

Life is beautiful :)

オーストラリア語学留学で気づいたこと

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ホストファミリーの娘、アンニャちゃん

私にとっての留学


昔から、世間の女の子たちがジャニーズにはまる中、ハイスクールミュージカルのザックエフロンや、

ジョナスブラザーズのジョーにはまった学生時代。夢は留学と海外で働くことだった。

某外国語大学に入学。とにかく英語漬けの日々。幸せ極まりなかった。嫌いな数学がない笑

交換留学に向けて勉強するが、先がみえなかった。英語を使ってなにが勉強したいんだろう?

英語力も伸びきらず、目的も見つからなかった私は、長期語学留学には合格して、オーストラリアに留学することになった。

カナダとオーストラリアのどちらかが選べたのだが、初めて友達になった外国人がオーストラリア人だったことや、夏と海、

自然が好きだったため、オーストラリアに決めた。



はじめてのオーストラリア。アデレードという田舎へ。

太陽の光が強い。とても眩しくて、一面にひかれる広大な緑の芝生じゅうたんで嬉しそうに駆け回る犬が印象的だった。

こんな世界あるんだ!?くらいにびっくりした。家々の感覚が広い!!!

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キャンパスから


さあここから気づいたことをまとめようと思う


1. 私が思い描いていた世界は小さかった

今まで「世界=アメリカ・ヨーロッパ」などの先進国を真っ先に想像していたけれど、

サウジアラビア、モンゴル、ラオス、イラン、コロンビア、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、東ティモール、パプアニューギニアなど

あまり関わったことがない国々の人と関わることで、英語を使う人ってたくさんいる。世界って自分が思っている以上に広いと思えた。




2.世界の中の自分の無力さ。

私が通っていた語学学校では、大学付属の語学学校を卒業したら医者や看護師、薬剤師などそのまま大学で学び、IELTSをクリアし、

オーストラリアで職、ビザを得て、働きたいと思って頑張っている人たちがたくさんいた。高い授業料、生活費を払っているので、

早く語学学校を卒業したい人たちもいた。なので結果が悪いと先生に抗議したり、語学学校を変えたりする人もいた。サバイバルだった。私の

生ぬるさに気が付いた。英語を勉強しただけでは世界に通用しなかった。私にはスキルもなにもなかった。来てから同じクラスメイトたちをみ

て初めて思い知らされた。





3. ベジタリアンが多い。ペットショップがない。動物に優しい。

語学学校の先生方がベジタリアンが多かった。理由は様々だけれど、珍しいことではなく、当たり前だった。

そして、ショーケースにいれて売るようなペットショップがなかった。ブリーダーからそのまま買うらしい。動物園も、檻などに

は入っていなく、できるだけ自然に近い形にして飼育しているようだった。



4.お店が早く閉まる(アデレードだけかもしれない)

夕方になるとお店が閉まる。一番大きなモールも、木曜日だけ夜までやっている。最初は不便に感じたか、いいことだと思った。

家族で過ごす時間を大切にできる。




5.買い物中毒な自分に気づく

それまで自分が買い物好きと思わなかったけれど、買い物中毒な自分に気づいた。土日になれば、ウィンドウショッピングにいったり、

友人とご飯を食べていた。オーストラリアで普段は楽な格好をし、パーティーやごはんに行くときにきれいな格好をするという文化を

受け入れてしまってから、服がいらなくなった。ウィンドウショッピングもいらなくなった。大学のサークルに入れてもらい

ビーチバレーをしたり、ホストファミリーと山を登ったり、ビーチで寝ころびながら友達や知らない人と話したり、それはそれは私の

知らない充実した心が満たされる休日の過ごし方だった。


6.スターバックスやディズニーを始め、アメリカ企業があまりない

オーストラリアはアメリカ企業を好んでいない気がする。ホストマザーがディズニーをこどもにあまり見せたことがないとまでいっている。

スターバックス好きだった私は、今では個人店のコーヒーの方がリッチかもしれないと考えるようになった。アメリカの企業に溢れる日本に帰

国後は少々びっくりした



7.オーガニック

今までスーパーフードの存在まで知らなかったけど、ホストファミリーの食事にキヌアが出てきてのにはびっくりした。おいしくはなかった笑

ホストマザーは、炭水化物が体に良くないといって嫌う。そしてマクドナルドも子供に与えたことがない。

食べ物の成分を今まで、考えたことがなかった。なんでも安全だと決めつけていた。それから私はマクドナルドやコンビニへ行かなくなった。


8.年齢は関係ない。なにがしたいか。

自分のビジネススキルアップや、移住計画のために、30代~50代くらいまで、年関係なく、学校で学んでいる人々がいた。夫婦で学校通いの人

もいた。私にとっては初めての光景で衝撃的だったけれど、何歳になっても学ぶ姿勢は素晴らしいと思えた。


9.本当の気持ちを出せない自分に気がつく

一番上の写真に載っているホストファミリーのこどもアンニャちゃんに言われた。

「どうしてSolaもSolaの友達もいつもニコニコしてるの?」ちなみに私の友達も日本人だった。いつもニコニコしてるのが普通すぎて、気づか

なかったけれど、表向きの顔を作っていたのかなと思った。自分の本音を隠してみんなに合わせるのが普通になっていた。ホストファミリーと

映画に行って、コメディーを見たのだが、観客全員周り気にせず爆笑しているのをみて、今まで周りの迷惑に

ならないように、本音を表に出さないようにしていた自分をはじめて知った。


10.170センチ、足のサイズ26センチ女性はオーストラリアでは普通だった

昔からでかい、でかいいわれてきたけれど、オーストラリアではなにもいわれなかった。みんなも背が高く、がたいがよかった。いつもサイズがない靴のサイズがオーストラリアでは普通にあった!私みたいに靴がない人は、一度オーストラリアにいってみてほしい。





とっても長くなってしまいましたが、語学留学だったけど、気づかされたことがたくさんありました。

きっと日本にいたらわからない経験だと思ったのでシェアしました。

初めての記事なのでぐちゃぐちゃですが楽しんでくださると嬉しいです。